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メルトブローン不織布製造設備の増設について

-産業材向けメルトブローン不織布事業を拡大-

2020.03.24

三井化学株式会社

三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:淡輪敏)は、産業材向け不織布需要の拡大に対応するため、当社100%子会社のサンレックス工業株式会社(所在:三重県四日市市、代表取締役社長:湯浅浩志)にて、メルトブローン不織布製造設備を増設し、本年1月に営業運転を開始しました。これにより、当社グループのメルトブローン不織布の生産能力は1.5倍となります。

メルトブローン不織布
サンレックス工業外観
サンレックス工業外観

設備増設、及びサンレックス工業の概要

1. 対象製品 メルトブローン不織布(商品名:シンテックス® MB)
2. 会社名 サンレックス工業株式会社
3. 所在地 三重県四日市市朝明町1番地
4. 事業目的 不織布及び不織布関連製品の製造
5. 設立 1986年
6. 資本金 2億4000万円(三井化学100%出資)
7. 増設ライン 1ライン(1.5倍増能)
8. スケジュール 着工 2018年8月
完工 2019年6月
営業運転開始 2020年1月

当社は、不織布事業を成長分野と位置付け、自動車用シート(商品名:タフネル®)、マスク(商品名:シンテックス®)、農業用シート(商品名:シンテックス®)等の産業材向けに高品質な不織布を供給しています。特に、メルトブローン不織布の極細繊維銘柄「nano」(ピーク繊維径が数百nm)では、フィルター用途等への製品展開を行っています。
この度の増設により、さらなる不織布事業の強化・拡大を図ってまいります。

以上