日本語 English

株式会社Monozukuri Venturesに出資

三井化学のものづくり機能強化

2020.11.25

三井化学株式会社

三井化学株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本 修、以下「三井化学」)は、ハードウェアベンチャー企業に特化したファンド事業とコンサルティング事業を運営する株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都府京都市、代表取締役CEO:牧野 成将、以下「MZV」)へ、2020年10月に出資しました。

株式会社Monozukuri Venturesに出資

素材はイノベーションの源泉の一つであり、革新的な新製品の実現へ向けたチャレンジには、素材の深い知見が欠かせません。当社新事業開発センターは、ロボット分野の革新的な新製品向けに、素材の特長を活かした樹脂部品の開発と製造、販売を行っています。これまでにパーソナルモビリティ、コミュニケーションロボット、アシストスーツ、産業用ロボットなどに採用されています。

MZVは、世界中の誰もがハードウェアに挑戦できる未来を創るというビジョンの下、主に日本と北米のハードウェアベンチャー企業を対象としたベンチャーファンドを2017年に立ち上げ、ベンチャー企業のものづくりを支援しています。さらに、新規ファンドの設立や増資により日本の様々なものづくり企業が参画し、ベンチャー企業を支援するネットワークを広げています。

今回の出資により、三井化学とMZVが連携することで、ベンチャー企業および新規事業のものづくりに対して、開発初期の少量試作の段階から、樹脂部品に留まらず電子部品や金属部品まで含めた最適な部品の提供が可能となります。また、日本のものづくりを海外へ広げていく活動をMZVと協力して進め、当社新事業開発センターの海外事業拡大を加速していきます。

三井化学は、世の中のイノベーションの促進に貢献するため、ベンチャー企業や新規ビジネスをサポートする取り組みを今後も強化していきます。

株式会社Monozukuri Ventures

代表 牧野成将
設立 2015年8月
資本金 9,504万円
所在地 京都府京都市
事業内容 ベンチャーファンド事業および技術コンサルティング事業
ものづくり関係の主要株主企業 ソニー株式会社、香港東英電子工業、安田工業株式会社、京都試作ネット参画企業(11社)など
ものづくり関係の主なファンド出資企業 DMG森精機株式会社、マクセル株式会社、武蔵精密工業株式会社、株式会社サーラコーポレーション、株式会社島津製作所

以上