新規殺虫剤ブロフレア®SCの日本国内販売開始
2021.03.09
三井化学アグロ株式会社
三井化学アグロ株式会社(社長:小澤 敏)は、新規殺虫剤ブロフレア®SC(農林水産省登録第24422号)の日本国内での販売を2021年3月1日から開始しました。
ブロフレア®SCは、新規作用機構を有するテネベナール®(一般名:ブロフラニリド)を有効成分とする野菜・畑作物のチョウ目・ハムシ害虫を対象とする殺虫剤です。農作物生産で問題となる薬剤抵抗性害虫の対策に貢献します。
ブロフレア®SCの特徴
Ⅰ. 新規の作用性
有効成分テネベナール®の作用性は、世界で初めて殺虫剤の作用機構分類グループ30に分類されました。
※Crop Life International傘下の殺虫剤抵抗性対策委員会 (Insecticide Resistance Action Committee;IRAC)による分類
Ⅱ. チョウ目・ハムシ害虫専門剤
チョウ目とキスジノミハムシが同時防除できるので、特にあぶらな科野菜に最適です。
Ⅲ. 速攻的に効く
葉面散布後、3週間程度、効果が持続します。
Ⅳ. 3週間の残効性
葉面散布後、3週間程度、効果が持続します。
Ⅴ. 雨にも強い
突然の雨があっても、効果の持続性に変わりありません。
Ⅵ. 薬剤抵抗性害虫にも有効
既存剤に抵抗性を獲得したコナガやシロイチモジヨトウにも効果を示します。
テネベナール®は、三井化学アグロが発明した新規原体で、グローバルな市場開発を進めています。三井化学アグロは、これからも独自性の高い新規原体の創製と農薬製品の開発を継続することで、食糧生産の向上に取り組み、社会課題の解決への貢献を目指していきます。
※ブロフレア、テネベナールは、三井化学アグロ株式会社の登録商標
以上