第22回 物流環境大賞「特別賞」を受賞

三井化学株式会社（代表取締役社長：橋本修）は、一般社団法人日本物流団体連合会（会長：渡邉健二）主催の「第22回物流環境大賞」にて、旭化成株式会社（代表取締役社長：小堀秀毅）、山九株式会社（代表取締役社長：中村公大）と合同で「特別賞」を受賞しました。

この度、当社は、旭化成、山九と3社合同で、千葉県と広島県、山口県間の長距離輸送モードをトラックから船舶へ切り替える（モーダルシフト）ことを開始しました。山九の定期内航コンテナ船と海上コンテナを活用し、往路は三井化学が、復路は旭化成がラウンド・ユースしています。

物流環境において、輸送時のCO2排出量削減や長距離トラックのドライバー不足解消は大きな課題です。本取り組みによりCO2排出量を4割削減し、またドライバーの拘束時間を8割削減しました。さらに、今回、サイドオープン型コンテナを採用することで、スロープの有無にかかわらず、積み下ろし倉庫の選択が拡がったことと、積み下ろし作業上の安全性と効率性が向上しました。これらは、当社が賛同している「ホワイト物流」推進運動にも貢献しています。

当社はこれからも、他企業との協働を拡大し、物流環境変化に柔軟に対応できる強靭なサプライチェーンを追求してまいります。

環境物流大賞とは

2000年6月、一般社団法人日本物流団体連合会により、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する目的で創設されました。

以上