プラスチック資源循環の促進を目指す「AEPW東京サミット」に参加

三井化学株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：橋本 修）は、2023年9月6日、廃棄プラスチックを無くすことを目指す国際アライアンス「Alliance to End Plastic Waste」（以下、AEPW^*1）と東洋経済新報社が共催する「AEPW東京サミット」に参加しました。「日本におけるプラスチックの資源循環の現状と促進における課題」を議論するこのイベントは、AEPWの設立4周年の節目に、AEPWの成果と、参画企業のサーキュラーエコノミー実現に向けたプラスチック資源循環の取り組みを紹介する活動の一つです。

当社はAEPWの取り組み趣旨に賛同し、設立メンバーとして2019年1月より参加しており、プラスチック資源循環につながる開発（メカニカルリサイクル、ケミカルサイクルの技術開発等）に取り組んでいます。

当社は、VISION 2030の基本戦略の一つにサーキュラーエコノミーへの対応強化を掲げています。戦略推進の施策と併せ、AEPWのプロジェクトや参画企業との積極的なアライアンスを通じて、プラスチック廃棄物問題の解決にも取り組んで行きます。

AEPWは、2019年1月に、廃棄プラスチック問題の解決に向けて発足した、国際的な非営利団体。現在、化学、プラスチック加工、小売り、廃棄物管理など、プラスチックのバリューチェーンに携わる世界各国の90を超える企業・市民団体、組織が参加している。各社の強みを生かしたアライアンスを通じ、インフラ整備、イノベーション、教育・啓発、清掃の４分野に資金を投じ、持続可能な社会への貢献を目指す。現在、約30か国でAEPWが支援する50以上のプロジェクトが進捗している（2023年8月時点）。