三井化学、幹細胞の高密度大量培養技術を実用化するフルステムへ投資
2024.04.08
三井化学株式会社
三井化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本 修、以下「三井化学」)は、321FORCE™(登記名:MCIイノベーション投資事業有限責任組合、運営者:グローバル・ブレイン株式会社)を通じて、幹細胞の高密度大量培養技術を実用化する株式会社フルステム(本社:沖縄県うるま市、代表取締役CEO:千葉俊明、以下「フルステム」)へ投資を実行したことをお知らせいたします。
■フルステムについて
フルステムは、独自技術である高密度三次元大量培養法と回収法を実装した幹細胞の高密度大量培養装置「Achieva-CS」*¹を開発し、「誰にとっても安全で使いやすく」をコンセプトに幹細胞培養技術の実用化を目指しています。「Achieva-CS」は、幹細胞培養の足場として特殊な不織布を用いることで培養面積の高密度・省スペース化が可能となり、低コストかつ生体内環境に近い状態で幹細胞の大量培養を実現しました。同社は、「Achieva-CS」の販売の他、この技術を活用した治療用の大量培養技術の開発および製品販売を行っております。
*1 「Achieva-CS」:https://fullstem.jp/product.html
会社名 | 株式会社フルステム |
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所在地 | 沖縄県うるま市 |
代表取締役CEO | 千葉俊明 |
設立年 | 2016年 |
事業内容 | 幹細胞の高密度大量培養技術の開発と事業化 |
URL | https://fullstem.jp/index.html |
三井化学は、ユニークな素材を足掛かりに細胞培養分野の事業拡大を図るため、フルステムと共同開発を進めております。*² 細胞培養分野を新事業開発の注力領域としてとらえている三井化学は、「Achieva-CS」の各種用途での社会実装化に適用される部材についても、三井化学の技術とアセットを活用した開発に取り組んでおります。321FORCETMによるフルステムへの投資を通して、細胞培養分野における事業機会の深耕をさらに進めて、新事業ポートフォリオの拡充を図って参ります。
321FORCETMは、今後も三井化学グループとスタートアップ企業との共創を通じて、社会課題やニーズをいち早くとらえソリューションを創出し、持続的成長に貢献する活動に取り組んで参ります。
*2 ご参考(2022年3月16日リリース):https://jp.mitsuichemicals.com/jp/release/2022/2022_0316/index.htm
■ 321FORCE™について
名称(登記名称) | 321FORCE™(MCIイノベーション投資事業有限責任組合) |
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無限責任組合員 | グローバル・ブレイン株式会社 |
有限責任組合員 | 三井化学株式会社 |
投資対象 | ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICT、カーボンニュートラル、 デジタルトランスフォーメーション、新素材などを含む全産業セクター |
URL | https://jp.mitsuichemicals.com/jp/special/cvc_general/index.htm |
以上