活材ケミカル株式会社の株式譲渡に関するお知らせ

2024.07.01

三井化学株式会社

三井化学株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:橋本 修、以下「三井化学」)は、連結子会社である活材ケミカル株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 髙松 功、以下「活材ケミカル」)の保有株式を田中藍ホールディングス株式会社(福岡県久留米市、代表取締役社長:田中 達也、以下「田中藍HD」)に譲渡することを決定し、6月28日に契約締結を致しましたことをお知らせいたします。

■背景及び目的

三井化学は長期経営計画「VISION 2030」において「未来が変わる。化学が変える。」をありたい姿に掲げ、事業ポートフォリオの変革を基本戦略として、高成長・高収益のグローバルスペシャリティケミカル事業と、競争力のある誘導品を中核としたサステナブルなグリーンケミカル事業の2つを大きな柱とする、真のグローバルスペシャリティカンパニーを目指しております。

活材ケミカルは1976年に設立以来、三井化学グループの化学プラントから発生する副産物を原材料に活用し、特にウレタン樹脂材料や誘導品および、副資材、工業薬品等の化学製品類の販売、リサイクル事業を行う化学専門商社として社会に貢献してきました。

田中藍HDは、三井化学(当時は三井鉱山三池染料工業所)が大牟田工場で1933年にインジゴ生産を開始した際に特約店契約を締結するなど、三井化学と古くからの取引があり、海外にも拠点を持ち、化学専門商社として幅広く事業展開しています。

本株式の譲渡により、活材ケミカルが田中藍HDの子会社になることで、事業機会の創出と事業領域の拡大が期待され、更には両社のシナジーの発揮により化学専門商社としての機能も強化されることも期待できることから、契約締結に至りました。

■異動する子会社の概要

名称

活材ケミカル株式会社

所在

東京都中央区日本橋本町3丁目8番3号 日本橋ライフサイエンスビルディング3

代表者の役職・氏名

代表取締役社長 髙松 功

事業内容

(1) ウレタン原料及びウレタン樹脂関連副資材の販売及び市場開発

(2)化学品副生物の再生、販売及び産業廃棄物処理の仲介(環境ソリューション事業)

(3)一般化学品の販売及び輸出入業務

(4)医薬品、農薬及び肥料の売買

(5)農業資材関連製品の市場開発並びに製造加工、販売

資本金

51百万円

設立年月日

1976年9月27日

■株式譲渡の相手先の概要

■日程

2024年6月28日

本契約締結日

2024年9月30日(目標)

クロージング日

■今後の見通し

本件による三井化学グループ業績への影響は軽微であり、業績予想の変更はありません。

以 上

<本件に関するお問い合わせ先>

三井化学株式会社 コーポレートコミュニケーション部