三井化学、トラックバース予約受付システムを大阪工場、岩国大竹工場に導入開始

三井化学株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：橋本修）は、物流2024年問題以降も継続する物流能力不足への対策として、新たにトラックバース予約・受付システムを大阪工場、岩国大竹工場のトラック・ローリー受入2拠点に導入します。

これまで、三井化学では2019年の「ホワイト物流」自主宣言^*1以降、先行して大阪工場の一部でトラックバースの出荷能力改善と予約システムを導入し、その結果、平均待機時間を約70％削減する効果を得ることができました。

全工場のトラックの待機時間、物流会社との出荷情報共有等に係る時間を調査し、予約・受入システムを物流業務の一部に取り入れることで、トラックの待機時間削減のみならず、物流会社との出荷情報連携も改善されることが確認されました。これにより、同システムの導入拠点数を継続的に拡張することとし、大阪工場に受付システムを、岩国大竹工場に予約・受付システムを導入することを決定いたしました。

三井化学では、化学品WG^*2にて公表した「化学品に関する物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画」で実施が推奨される予約受付システムを導入し、出荷情報等の事前提供を行うことで、工場構内に入構から退構までにかかる時間を行程別に可視化し、そのデータを活用して物流の効率化を推進していきます。

今後も三井化学の物流は、DXを活用した業務改革の推進を加速度的に進め、持続可能な社会を実現して参ります。　

以上

＊1　三井化学グループ、「ホワイト物流」推進運動に参画 | ニュースリリース | 三井化学株式会社 (mitsuichemicals.com)

＊化学品WG：経済産業省・国土交通省が主導する「フィジカルインターネット実現会議」内に設置されている「化学品ワーキンググループ」

　「フィジカルインターネット実現会議」における「化学品WG」の設置について | ニュースリリース | 三井化学株式会社 (mitsuichemicals.com)