米州、アジアにおけるPPコンパウンド能力増強完了、営業運転開始

三井化学株式会社（代表取締役社長：淡輪 敏）及び株式会社プライムポリマー（代表取締役社長：貝出 健、三井化学65％、出光興産35％）は、ポリプロピレン（PP）自動車材のグローバルでの需要拡大に対応するべく、アメリカ・メキシコ・インドの3拠点におけるPPコンパウンドの生産能力増強工事を完了し、いずれも営業運転を開始しました。
当社グループは、現在、世界8つの地域（日本、アメリカ、メキシコ、欧州、タイ、中国、インド、ブラジル）にPP自動車材の製造拠点と、5つの地域（日本、アメリカ、欧州、タイ、中国）に研究拠点を有し、高品質な製品の生産体制の強化・拡大を進めております。
昨今の環境規制の強化による軽量化ニーズは高まる一方であり、今後もニーズに合致したバンパーやインパネ材等の需要増加が見込まれています。
今回の能力増強により当社グループの世界全体のPPコンパウンド生産能力は105万トン／年となりました。
当社グループは、今後とも高品質の製品を供給する製造・販売・技術サービス体制を拡充し、さらなるPPコンパウンド事業の強化・拡大を積極的に進めてまいります。

増強計画の概要

当社PPコンパウンド生産能能力

会社概要

Advanced Composites, Inc. (America)

Advanced Composites Mexicana, S.A. de C.V. (Mexico)

Mitsui Prime Advanced Composites India PVT. LTD. (India)

以上