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医療用ガウン向け不織布の緊急供給について

-新型コロナウイルス感染の治療現場で働く医療従事者への支援-

2020.04.30

三井化学株式会社

三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:橋本 修)は、新型コロナウイルス感染防止にむけて、最先端の医療現場で活動されている医療従事者支援のため、医療用ガウン(アイソレーションガウン)の原料である不織布の供給を開始しました。新型コロナウイルス感染者数が増加する中、ほぼ海外からの輸入であった医療用ガウンは、世界的な感染拡大を受け、入手困難な状況となっています。
当社では、不織布生産の主要工場である100%子会社のサンレックス工業株式会社(所在:三重県四日市市、代表取締役社長:川人光一郎)にて、おむつ等の衛生材用不織布の製造ラインを活用し、医療用ガウン対応の不織布生産を開始し、月産1,000万枚分以上の生産体制を確立しました。医療現場へ最速最短で供給できるよう縫製メーカー等と連携し、100%国産化した医療用ガウンの早期確立に原料面から貢献します。

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サンレックス工業外観
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アイソレーションガウンの一例

医療用ガウン不織布の生産概要

1. 対象製品 スパンボンド不織布(製品名:PS-105-GW)
2. 会社名 サンレックス工業株式会社
3. 所在地 三重県四日市市朝明町1番地
4. 生産目的 医療用ガウン対応不織布の製造
5. 生産量 医療用ガウン1,000万枚/月対応分の不織布

当社は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に対して、既にマスク用メルトブローン法不織布及びノーズクランプを供給し、国内マスク生産に大きく寄与していますが、現在のマスク不足解消のため、更なる増産計画を進めてまいります。
医療用ガウン用の不織布の供給と併せて、新型コロナウイルスの感染防止に従事下さる医療関係者への感謝と、社会貢献を継続してまいります。

以上