メルトブローン不織布製造設備の増設について

三井化学株式会社（所在：東京都港区、社長：橋本 修、以下「当社」という。）は、産業材料向け不織布需要の拡大に対応するため、当社100%子会社のサンレックス工業株式会社（所在：三重県四日市市、社長：川人　光一郎）にて、メルトブローン不織布製造設備を増設します。これにより、当社グループのメルトブローン不織布の生産能力は1.3倍となります。
当社は、新たな長期計画VISION2030において、ライフ＆ヘルスケアソリューション分野の中で、不織布事業を成長事業の一つと位置付けています。従来の紙おむつ等衛生材料向けに加え、産業材料向けに、油吸着材、自動車シート用構成材や土木資材（商品名：タフネル®）、フィルター用構成材やマスク用構成材（商品名：シンテックス®）等、高品質な不織布の供給に注力していきます。特に、メルトブローン不織布の極細繊維銘柄「シンテックス® nano」は、より高機能な精密フィルター用途等への使用が見込まれています。
当社は、この度の増設を含め、さらなる不織布事業の強化・拡大を図り、製品の安定供給を目指します。

設備増設、及びサンレックス工業の概要

以上