『えきPET吸音材』の開発と取組みが、 公益財団法人 日本騒音制御工学会の「環境デザイン賞」を受賞
2024.07.08
エム・エーライフマテリアルズ株式会社
エム・エーライフマテリアルズ株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長:簗瀬 浩一)が、この度、公益社団法人 日本騒音制御工学会より「駅で回収したペットボトルを活用した『えきPET吸音材』の開発と取り組み」について、「環境デザイン賞」を受賞いたしました。なお、本開発と取り組みについて協業している東日本旅客鉄道株式会社、株式会社JR東日本環境アクセス及び株式会社ビーエステクノと合同で受賞しております。
環境デザイン賞は、以下の項目に該当する音・振動環境の改善に優れた業績を上げた法人、グループ又は個人に贈呈される賞です。
①都市環境、住環境、作業環境、車室内環境等の快適性向上のための計画や実施例など
②①に関連する研究や技術開発など
『えきPET吸音材』の、駅で回収したペットボトルを活用している点、リサイクル由来の比率向上(現行品の約25%→約50%※1)で製造時のCO2排出を5%※2低減した点、ペットボトルの繊維化処理フローの確立でトレーサビリティを確保し、鉄道設備におけるリサイクルを推進している点などが評価されました。
※1:吸音材の重量比で算出
※2:100%石油由来原料で製造した場合と比較
【ご参考】
2023年9月19日プレスリリース
駅で回収したペットボトルを活用した『えきPET吸音材』を開発!
~環境に配慮した技術開発でサステナブルな社会の実現に貢献します~
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/release/2023/2023_0919/index.htm
■会社概要
優れた技術力で社会のニーズを形にする世界の不織布リーディングカンパニーを目指し、三井化学株式会社と旭化成株式会社の不織布事業に関する共同新設分割により2023年10月に設立、営業開始しました。
1970年代初頭より衛生材料分野から産業材料、生活資材分野に至るまで幅広い用途で独自性ある製品をグローバルに提供してきた両社の技術やノウハウを融合させ、シナジーの最大化を図ります。日々のくらしに欠かせない不織布製品でのソリューション提供を通じて、社会課題の解決と人々のQOL向上に貢献します。
会 社 名 | エム・エーライフマテリアルズ株式会社 | ||
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所 在 地 | 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー | ||
設 立 | 2023年10月2日 | 代 表 | 簗瀬 浩一 |
資 本 金 | 5億円 | 株 主 | 三井化学60.62%、旭化成 39.38% |
以上