日本語 English

三井化学、台湾でISCC PLUS認証(国際持続可能性カーボン認証)を新たに取得

~マスバランス方式によるバイオマス製品の社会実装拡大に向けて~

2025.01.16

三井化学株式会社

三井化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本修、以下「三井化学」)の100%子会社である台灣三井化學股份有限公司(台湾、社長:木村 貴雄、以下「台湾三井化学」)は、2024年8月、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証を新たに取得しました。

ISCC PLUS認証は、バイオマス等の持続可能性原料について、サプライチェーンにおいて適切に管理されていることを担保する認証制度です。全世界に販売される主にバイオマスや再⽣由来等の原料や製品を対象としています。

今回の認証取得により、台湾三井化学はバイオマスの原料をマスバランス⽅式*1によって割り当てたISCC PLUS認証製品の販売が可能となり、2025年1月よりバイオマスアセトンの販売を開始しました。これを皮切りに台湾域内企業とバイオマスサプライチェーン探索を進めていきます。

三井化学グループは、今後も社会のバイオマス化進展に貢献するため、ISCC PLUS認証の取得を進め、マスバランス方式によるバイオマス製品の社会実装の拡大を目指してまいります。

取得会社

認証対象製品

認証取得範囲

認証年月

台灣三井化學股份有限公司

全製品*2

Trader

2024年8月

※三井化学グループは、ISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠すること、また、環境寄与に関するダブルカウントはしないことを約束し宣言します。

*1 マスバランス方式とは、持続可能性原料とそれ以外の原料を混合して製造した製品に、投入した持続可能性原料の割合に応じた成分を製品に割り当てるもので、ISCC PLUSシステムで認められた管理手法です。

 

*2 当社の認証範囲はTraderであり、認証される製品は限定されず、ISCC PLUSで認められる全ての製品が取扱い可能です。

 

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

三井化学株式会社 コーポレートコミュニケーション部