植物由来のバイオポリオール「エコニコール®」を使用したインソールを共同開発
スピングルカンパニー社の機能性ウォーキングインソールに採用
2026.08.25
三井化学株式会社
株式会社村井
総合化学メーカーの三井化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:市村 聡)と、靴部品・フットケア製品の総合企業である株式会社村井(本社:東京都豊島区、代表取締役会長:村井 隆)は、公益財団法人東京都中小企業振興公社の助成を受け※1、植物由来のバイオポリオール「エコニコール®」を使用したインソールを共同で開発しました。
また、今回開発したインソールが、株式会社スピングルカンパニー(本社:広島県府中市、代表取締役社長 内田貴久、以下「スピングル」)の人間工学に基づいた機能性ウォーキングインソール「SPI-103」として採用されました。「SPI-103」は、SPINGLEショップ12店舗およびSPINGLE公式オンラインストアで発売されています。
機能性ウォーキングインソール「SPI-103」
共同開発品について
三井化学と村井が共同開発したインソール向け新素材は、三井化学の材料技術と村井の製造技術を掛け合わせ、インソールに求められる快適な履き心地※2と耐久性(図1)の両立を実現したものです。さらに、バイオマス原料の採用により環境負荷の削減を実現しました。
本製品では、インソールのクッション部分にエコニコール®を原材料とするバイオマスフォーム(計算バイオマス度35wt%)を採用しました。従来の石油系ポリオールと比較して、焼却を含めたLCA※3全体でGHG排出量を削減でき、約20%(一足当り約50g)の削減を見込んでいます※4。
(図1)耐久性試験の評価
「エコニコール®」について
「エコニコール®(Econykol)」は、ヒマの実から得られる油(ひまし油)を原材料としたポリウレタン用ポリオールです。従来の石油系ポリオールの代替品として幅広く使用でき、汎用品から高いスペックが要求されるハイエンド製品まで、採用実績が多数あります。ヒマは非可食作物のため、一般に食糧生産と直接競合することが少なく栽培が可能です。
採用商品紹介
| 商品名 | SPI-103 Performance Walking Insole |
|---|---|
| 価格 | 4,950円(税込) |
| サイズ | XS,SS,S,M,L,LL,XL(7サイズ展開) |
| 発売日 | 2026年7月22日 |
| 販売場所 | SPINGLEショップ12店舗(SPINGLE銀座、SPINGLE原宿、SPINGLE吉祥寺、SPINGLE品川、SPINGLE横浜ランドマーク、SPINGLE軽井沢、SPINGLE京都寺町、SPINGLE京都東山、SPINGLE VINGO GATE、SPINGLE博多川端、SPINGLE天神地下街、GLOBAL SHOES GALLERY)およびSPINGLE公式オンラインストア |
| 販売元 | 株式会社スピングルカンパニー |
| 販売サイト |
※1 令和5年度ゼロエミッション実現に向けた経営推進支援事業に採択(村井)
※2 実使用温度帯(0~50℃)において硬さの変化が小さく、安定したクッション性を示すことを評価試験により確認
※3 LCA(Life Cycle Assessment)/ライフサイクルアセスメント: 製品・サービスのライフサイクル(資源採集―原料生産―製品生産―流通・消費―廃棄・リサイクル)全体における環境負荷を定量的に評価する手法
※4 村井提供情報に基づき、使用したポリオール以外は同じと仮定して三井化学にて試算。算定範囲:原料採取から製品の工場出荷および製品使用後の焼却(Cradle-to-Gate including Incineration)。ただし、製品生産、流通・消費は除く
以上