事故・労働災害

三井化学グループは、重大事故や異常現象・事故の発生件数、労働災害の度数率をKPIとして設定し、モニタリングしています。

重大事故および異常現象・事故

2020年度、三井化学グループにおける重大事故※1は目標0件に対し、実績0件でした。また、異常現象・事故※2は目標7件以下に対し29件で増加傾向にあります。そのうち25件が設備起因であることから、その発生防止対策が課題となっています。これについては、再発防止のための施策として、① 適切なメンテナンス計画の策定、② 変更管理(リスクアセスメント)の強化、③ 工事品質の向上を掲げて進めていきます。
一方、異常現象・事故29件のうち、8件がフロン漏えい、9件が微量漏えいであり、何れも早期発見による事故影響のミニマム化ができていました。このような背景を受け、2021年度以降は管理目標の見直しを行いました。全社としての管理目標は、事故影響が大きい事象に焦点を絞り、これらを重点的に管理することで安全対策の強化を進めていきます。なお、フロン漏えいや微量漏えいは安全・環境技術部で管理することとしました。

※1重大事故:
異常現象・事故のうち、石化協の事故評価基準(CCPS評価法)が定める強度レベルが18ポイント以上の事象。

※2異常現象・事故:
爆発、火災、漏えい、破裂、破損、異常反応の事象のうち、関係法令で異常現象または事故として扱われた事象。
2021年度からは見直しを行い、上記のうちフロン漏えいや微量漏えいを除く。

重大事故および異常現象・事故の件数

重大事故および異常現象・事故の件数

三井化学工場の工場長がレスポンシブル・ケア運営の責任を持つ工場構内関係会社を含む。

労働災害

2020年度、三井化学グループにおいて絶対に発生させてはならない重大労働災害※1は目標0件に対し、実績0件でした。また、当社の労働災害度数率は、日本全産業平均や化学品産業平均の度数率と比較して、レベルの高い状況を維持していますが、世界最高水準の安全を目指し、「重視する労働災害※2の度数率0.15以下」を目標としています。重視する労働災害の度数率は三井化学が0.10と目標0.15以下を達成し、長年にわたって継続してきた地道な安全活動が実を結んできたものと考えています。一方、国内関係会社、海外関係会社および工事協力会社は残念ながら目標未達であり、引き続き危険に対する高い感性を持つ人材育成やグループ全体への安全文化の浸透が長期的な課題となっています。特に、「挟まれ・巻き込まれ」は重篤な労働災害につながる可能性が高いため、その発生が収束できていない国内関係会社への支援に今後も注力する予定です。

※1重大労働災害:
死亡、負傷または疾病により障害等級1~7級に該当した労働災害。

※2重視する労働災害:
業務に直接関わるもので、休業・死亡に至った労働災害または、不休業または微傷災害のうち、原因が重大で死亡または休業に至る恐れのあった労働災害。

三井化学と日本全産業・日本化学業界の労働災害度数率の比較

三井化学と日本全産業・日本化学業界の労働災害度数率の比較

度数率とは、100万延実労働時間当たりの労働災害による死傷者数で、災害発生の頻度を表します。
度数率 = 災害被災者数×100万時間 / 全従業員の合計労働時間
日本全産業平均、日本化学業界平均は、休業災害度数率を示します。

【出典】

※1厚生労働省白書労働災害動向調査

※2中央労働災害防止協会 安全の指標

重視する労働災害の度数率

重視する労働災害の度数率

構内運転協力会社含む。

不休業以上の労働災害の型別件数(三井化学グループ)

不休業以上の労働災害の型別件数(三井化学グループ)
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