プライムポリマー、日本で初めてバイオマスPPを商業生産・出荷

三井化学株式会社（本社：東京都港区、社長：橋本修）の子会社である株式会社プライムポリマー（本社：東京都港区、社長：藤本健介）は、この度、バイオマスポリプロピレンを日本で初めて商業生産・出荷いたしました。当該製品は、昨年12月に当社大阪工場（大阪府高石市）に到着したNESTE社のバイオマスナフサを利用した誘導品であり、ISCC PLUS認証に基づいたマスバランス方式で各種プラスチック・化学品に割り当てバイオマス認証を付与したバイオマスポリプロピレンとなります。
三井化学グループは、循環経済の実現に向け、化学品・プラスチックのリサイクルとバイオマス化の両輪を進めています。地球温暖化対策に貢献するバイオマス化は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて重要な戦略課題と捉えています。当社は、素材・プロセスの開発とともに、今回のバイオマスナフサ誘導品の初出荷を皮切りに、着実にバイオマスの社会実装を推進してまいります。

プライムポリマー社長　藤本 健介　コメント

この度、当社初の（※）バイオマス原料由来マスバランス方式によるバイオマスポリプロピレンをお客様に出荷、納入出来たことをとても嬉しく思います。バイオマスポリプロピレンの提供により、お客様による価値創造に「Your Prime Solution Partner」として一層貢献することで、お客様と共に循環型社会の実現と社会生活の利便性の両立に向けて邁進していきます。

※ご参考　関連リリース
11/24　ISCC　PLUS認証の取得について
12/14　バイオマスナフサ到着について（三井化学）